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名古屋大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、名古屋大学 法学部の2024年度までの出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
入試方式 | 教科 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 | 個別学力テスト | 外国語 | 105分 | 200点 | 英語 |
---|---|---|---|---|
数学 | 90分 | 200点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C | |
小論文 | 90分 | 200点 | 地理歴史・公民の学習を前提とします。 |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述式・論述式 | 複素数と方程式 |
第2問 | 記述式・論述式 | 図形と方程式 |
第3問 | 記述式・論述式 | 確率 |
大問3問構成です。「微分積分、ベクトル、図形と方程式、確率」が頻出単元となっています。数学は全体的に難易度が高い傾向にあります。また、大問数が3問と少ないため、一問あたりの配点がに高くなることで、標準問題を如何に安定して解答できるかが、全体の得点に大きな影響を与えます。そのため文系学部ではありますが、数学が非常に重要な科目といえます。出題形式は全てが論述式となっているため、完答することができずとも、部分点を獲得するために粘り強い姿勢で取り組むことが大切です。名古屋大の数学はどのように解くかといった論理的思考力や結果までの経路といった数学的思考を問われるものとなっています。傾向にあまり変化がないため、しっかりと過去問などを用いて対策を行いましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 長文読解 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述方式 | 会話文 |
第4問 | 論述方式 | 英作文 |
大問4問構成です。名古屋大の英語は標準的な難易度の記述問題を中心に出題されており、英語の読解力や表現力を問われる試験となっています。長文読解問題は論説文が頻出傾向にあり、一般的な英単語の他に専門的、学術的な英単語もカバーしておく必要があります。そのため、単語力、文法力の基礎を徹底的に固める方向に学習を進めていきましょう。和文英訳問題は元の日本語文に訳しにくい言い回しが見られるため、日英ともに語彙力を増やすようにしましょう。難易度が比較的高いため、なるべく早いうちからの対策が必要な分野です。自由英作文については100語ほどの作文を書く形式が定着しています。語彙などの知識はもちろんのこと、自分の意見、考えを論理的に英語を用いて文章に起こせるようにする必要があります。自分では気づけない癖などを直すためにも添削指導などを受けることも大切です。
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