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九州大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、九州大学 共創学部の2024年度までの出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
入試方式 | 教科 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 | 個別学力テスト | 外国語 | 120分 | 400点 | 英語・独語・仏語 |
---|---|---|---|---|
数学 | 120分 | 300点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C | |
小論文 | 180分 | 300点 | — |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述式・論述式 | 微積分 |
第2問 | 記述式・論述式 | 平面ベクトル |
第3問 | 記述式・論述式 | 整数 |
第4問 | 記述式・論述式 | 場合の数 |
大問4問構成です。「微分積分、ベクトル、整数、確率」が頻出単元となっています。九州大学の文系数学は標準レベルの問題が多い傾向となっています。その分他の受験生との得点差が小さくなりやすいため、些細なミスが後々に響きます。そのため、ケアレスミス対策は必須です。また、理系数学との共通問題が出題されることがあり、やや難易度にばらつきが見られます。出題形式は全問記述式となっています。論証問題では部分点も得られるようしっかりと記述することが大切です。九州大学の文系数学は主に基礎学力、計算力、思考力の三つを問われる試験となっています。教科書の内容を学習し標準問題を確実に解答できるよう、しっかりと基礎を固めることが大切です。論述対策も併せて行いましょう。出題傾向の変化が少ないため、過去問などを利用して学習を進めていきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 長文読解 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述方式 | 長文読解 |
第4問 | 論述方式 | 英作文 |
第5問 | 論述方式 | 英作文 |
大問5問構成です。頻出単元は多少の変更がありますが、前半に総合的な後長文読解、後半二問に英作文という形式が採られています。問題そのものの難易度は比較的標準レベルといえますが、全問記述式であり、時間的制約の厳しい試験となっています。長文読解問題は小説文、随筆文が頻出傾向にあります。小説文を解く際には場面、状況、登場人物の心情、筆者がどのようなことを表現したかったのか、などの要素を適切に見抜き、それらをまとめる力が必要不可欠です。また、文学的な表現技法や細かなニュアンスの違いなどをしっかりとカバーしておく必要があります。普段から小説文などに触れることも対策の一つといえます。和文英訳問題は元の日本語文に訳しにくい言い回しが見られるため、日英ともに語彙力を増やすようにしましょう。そのため、単語力、文法力の基礎を徹底的に固める方向に学習を進めていきましょう。自由英作文については100語ほどの作文を書く形式が定着しています。語彙などの知識はもちろんのこと、自分の意見や考えを論理的に英語を用いて文章に起こせるよう、単語、文法を重点的に学習するなどして作文対策を行いましょう。前述の小説文などに触れることも作文の練習に役立ちます。自分では気づけない癖などを直すためにも添削指導などを受けることも大切です。九州大学の英語は総合的に非常に高いレベルで読解力や表現力を問われる試験となっています。
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