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国公立大医学部受験対策コース
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九州大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
区分 | 教科 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 | 個別学力テスト |
---|---|---|---|---|
数学 | 150分 | 250点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B | |
外国語 | 120分 | 200点 | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ | |
理科 | 150分 | 250点 | 物基・物、化基・化 | その他 |
面接 | – | – | – |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 複素数平面 |
第2問 | 記述方式 | 場合の数・確率 |
第3問 | 記述方式 | 極限 |
第4問 | 記述方式 | 微分積分 |
第5問 | 記述方式 | ベクトル |
2020年頃から受験者数増加に伴い急に難化しています。三年生になる前に数学Ⅰ・ⅡとA・Bの基礎を身につけていることが理想です。近年頻出の複素数平面は2005年以前に出題されているので、過去問で取り組んでください。2023年は出題されなかったものの、図示問題も近年頻出傾向にあるため対策が必要です。あまり独自問題は多くないので、レベルにあった問題集で演習を重ねて得点に繋げましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 長文読解 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述・選択方式 | 長文読解 |
第4問 | 記述・選択方式 | 自由英作文 |
第5問 | 記述・選択方式 | 和文英訳 |
大問が多いため内容がわかるだけではなく速読力が求められます。単語と英文法を頭に入れたら、なるべく多くの英語長文を読み、読解の時間短縮に努めましょう。英作文はなるべく第三者に添削をしてもらい、正確な作文能力向上に繋げてください。英文の要約や類義語選択といった出題バリエーションにも対応できるように、様々な演習問題をバランスよく解くことも大事です。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 選択・記述・論述方式 | 理論化学 |
第2問 | 選択・記述・論述方式 | 理論化学 |
第3問 | 選択・記述・論述方式 | 無機化学 |
第4問 | 選択・記述・論述方式 | 有機化学 |
第5問 | 選択・記述・論述方式 | 高分子 |
九州大学の理科は出題範囲が流動的ですが、理論が多めな傾向があります。そのため過去問に頼らず幅広く学習する必要がありますが、理論論述については過去問で特徴を掴んでおきましょう。また高分子について大問1つを使い出題されることがあります。高分子以外を含めて典型問題が多いので、標準レベル問題集を多く消化することで対策してください。基礎問題の解法がスムーズに出てくるようになれば、後半に向けて時間的余裕ができるはずです。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 選択・記述・論述方式 | 力学 |
第2問 | 選択・記述・論述方式 | 電磁気 |
第3問 | 選択・記述・論述方式 | 熱力学、波動 |
例年必出の力学では「単振動」「運動量保存則」、電磁気では「電磁誘導」「コンデンサー」が頻出です。ただし頻出以外からもバランスよく出題され融合問題もあるため、力学と電磁気はすべての単元を学ぶことが大事です。熱力学はほとんど「熱サイクル」から出題されていますが、波動は単元が年ごとに変わっているようです。出題形式に特徴があるため、過去問を確認した上で対応できるように学習してください。
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