群馬県

公立高校受験対策

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現在群馬県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、群馬県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

群馬県の公立高校(県立高校)の入試には「全日制過程選抜」があります。全日制過程選抜では国語・数学・英語・理科・社会の5教科を試験科目とし、調査書点(内申点)、面接の3つの検査を基に総合的に判断されます。また、一部の高校ではこれらの検査に加えて実技検査、作文、小論文なども受ける必要があります。フレックススクール選抜、定時制課程選、連携型選抜は出願手続に基づいて、いずれかの選抜を志願することができます。群馬県は中学1年生からの内申点を評価します。テストの点数だけでなく、提出物・授業態度にも注意して授業に取り組むと良いでしょう。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は論説文、大問2は小説文、大問3は漢文、大問4は古文、大問5は漢字の読み書きと知識の問題、大問6は会話文を用いた条件作文が出題されます。 大問ひとつあたりの本文の長さは標準的で、設問の数は少なめですが、指示字数の無い記述問題があるため、間違いをしないように注意する必要があります。出題内容が漢字、現代文、古文、漢文、作文と多岐にわたるため、暗記事項など基本的な部分を反復して、知識をつけることに注力しましょう。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は小問集合、大問2は関数に関する問題、大問3は規則性と方程式の問題、大問4~6は図形と関数の問題が出題されています。 大問1の小問集合はミスをしないように基本事項の定着を図りましょう。また、作図や図形の証明の問題は基本的に単純なものになっています。全体を通して、解答の途中経過の記述を求める問題がいくつかあるため、記述量としては多めになっています。特に時間を取られる問題が少ないので時間配分に注意して取り組むことが求められています。

英語の傾向と対策

大問8題構成です。大問1~3はリスニング、大問4は対話文を完成させる形の英作文、大問5はメールの適語補充の長文問題、大問6は対話文の長文読解、大問7は長文読解、大問8は資料を含んだ英作文が出題されました。 語彙・文法に関しては標準的な内容であるため、学校の授業や教科書を使って基礎を固めておくことが大切です。長文で読む英文が長いため普段の学習から長文読解問題に触れ、時間内に長文から必要な情報を見つける練習を行いましょう。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。例年通り、物理、化学、生物、地学、各分野から1題ずつと小問集合が1題出題されています。解答方法は、選択式の問題数と記述式の問題数が同程度になっています。記述問題では用語記述以外にも計算や文章記述など幅広く出題されています。そのため暗記をするだけでなく正しい表現で説明できる力を養う必要な情報を必要があります。 実験・観察を主軸にした設問が多くあるため、問題演習によって計算問題や文章記述などの問題になれることが大事です。

社会の傾向と対策

大問7題構成です。地理、歴史、公民から2題ずつの出題と地理と歴史の融合問題から1題の出題がありました。小問33題のうち10題ほど短文記述問題がありました。 基礎的な問題が多く基本的な知識を整理しておけば多くの問題に対応できるでしょう。記述問題では思考力、判断力だけでなく読解力を向上させ制限された文字数で効率よく説明する能力を身につける事が対策につながります。

上位校について

群馬県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には県立前橋高校や高崎高校などの最上位高校~渋川高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

中1から中3の9教科を5点満点で評価します。また検定や資格の加点も考慮されますが、上位校では加点割合が少ない傾向もあります。志望校合格を考えると中1から定期テストでの得点を意識して内申点を確保しておくことが大切です。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、テストだけでなく、提出物等をまずはしっかり頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。前期選抜では内申点重視、後期選抜では学力検査の得点重視という傾向が見られます。

選抜方法

入試日程

例年、全受験生に5教科の学力検査と面接などを2日間で実施し、受験生を調査書や面接を重視して多面的に評価する「特色型」と、学力検査を重視する「総合型」に分け、学校ごとに定めた観点や定員の割合などで合否を決定します。

入試内容

「全日制過程選抜」では志願者は学力検査に加えて、「面接・英語面接・パーソナル・プレゼンテーション」のうち、高校側が定めた検査を受けます。学力検査は「英語」「数学」「国語」「理科」「社会」の5教科です。「フレックススクール選抜」では学力検査の配点実技検査、作文、小論文うち、高校側が定めた検査を受けます。また、一部の高校ではそれらの検査に加えて「英語」「数学」「国語」の3教科のうちから高校側が独自作成した学力検査を受ける必要があります。「定時制課程選抜」では面接及び作文による検査を受けます。またフレックススクール選抜と同様に一部の高校の独自作成問題を受ける必要があります。連携型選抜では学力検査と個人面接またはパーソナル・プレゼンテーションを受けます。また、学力検査の科目は「数学」「国語」「理科」「社会」の5教科または、それらから高等学校長が指定した教科で実施する場合があります。

学区域

県内全域からすべての高校・学科に志願することができます。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思いますが、選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 前橋高校(普通科)・高崎高校(普通科)・太田高校(普通科)・前橋女子高校(普通科)・桐生高校(普通科)・太田東高校(普通科)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 前橋南高校(普通科)・高崎北高校(普通科)・前橋東高校(総合学科)・富岡高校(普通科)・伊勢崎高校(普通科文理総合科)・沼田高校(普通科普通コース)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の群馬県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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