福島県

公立高校受験対策

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現在福島県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、福島県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

公立高校の入試は基本的に前期選抜の一回のみとなっています。定員に満たない高校、学科にて後期選抜が実施されることがあります。前期選抜では県内のすべての高校で自己推薦型の特色選抜と、学力重視型の一般選抜の2回に分けて選抜を行います。志願者は1つの高校に出願しますが、同じ高校なら特色選抜と一般選抜の両方に出願することができます。学科が複数ある高校の場合は、特色選抜と一般選抜で異なる学科に出願できます。一般選抜では、特定の学科やコースの間で第2志望が認められています。
前期選抜では全員が学力検査を受けます。特色選抜では全員に面接を実施、高校・学科によって特色検査(小論文または作文・実技など)を実施する場合もあります。選考は特色選抜から一般選抜の順に行います。特色選抜と一般選抜を併願し特色選抜で合格とならなかった場合は、一般選抜のみの志願者とあわせて合否を判定します。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は漢字の読み書き・敬語、大問2は詩、大問3は古文、大問4は小説文、大問5は論説文、大問6は条件作文が出題されました。多岐にわたって出題されるため、時間内に問題を解く訓練が必要となります。現代文読解は、文学的文章は心情理解中心、説明的文章は内容理解中心の出題になります。文学的文章では場面や登場人物の心情を把握すること、説明的文章では、段落の相互の関係に注意して文脈を把握し、内容を簡潔にまとめられるようにしておきましょう。韻文は詩・俳句・短歌のいずれか、古典は古文または漢文が毎年出題されます。韻文・古典は読み慣れるために、問題集などで、多くの作品に触れておきましょう。作文は200字程度です。普段から問題意識を持つとともに、簡潔な文章にまとめる練習を積んでおきましょう。

数学の傾向と対策

大問7題構成です。大問1・2は小問集合、大問3は条件整理、大問4~7は関数・平面図形・立体図形など各単元からの出題となっています。証明問題を含め、解答に至る過程を記述させる問題が頻出です。大問1、2のような基本問題はできるだけ速く正確に解き、応用問題や証明問題にじっくり取り組めるよう時間配分に気を配りましょう。過去問や問題集を使って図形の証明や図形と関数・グラフとの融合問題への対策を立てましょう。

英語の傾向と対策

大問5問構成です。大問1はリスニング、大問2は空所補充、整序英作文、文の挿入などの小問、大問3はイラスト付きの英作文、大問4は会話文読解、大問5はスピーチを含む読解問題が出題されました。出題傾向は年によってわずかながら変化がありますが、大筋は変わっていません。リスニングははじめの問題が最も英文・質問文の分量があるので注意しましょう。問題1は会話文に対して正しいイラストを選ぶ方式となっています。最初にイラストに目を通しておくことで、聞くべき情報を取捨選択することが大切です。文法は重要例文を頭に入れて、基礎をしっかりと固めておきましょう。中心となる読解問題は英語表現などを「書かせる」問題が多いのが特徴です。読解問題への対策としては、やはり英語の文章に慣れておくことが必要です。多くの英文を読んで、その内容をつかむ練習をしておきましょう。また会話文は毎年出題されるので、会話特有の表現もおさえておきましょう。

理科の傾向と対策

大問8題構成です。生物・地学・化学・物理の各分野から各2題ずつ出題されます。広い範囲から偏りなく出題され、内容は基本から応用まで知識と考察がバランスよく出題されます。そのため、苦手分野を作らないことで高得点が狙えます。また、問題数が多い上に、記述式の解答や用語記入もあることから、解ける問題から着手し、難しい問題に時間を残しておけるようにしましょう。実験・観察問題は、問題文をよく読みこむようにしましょう。基礎をいくつか組み合わせたものが多いので、問われていることを意識しながら検討することが大切です。そのためには、実験・観察問題を多く解き、間違えた問題は実験の意図そのものや関連する用語も調べてみましょう。

社会の傾向と対策

大問6題構成です。地理・歴史・公民の各分野から各2題ずつ出題されます。地理分野では、世界地理が1題、日本地理が1題出題されます。地形図や略地図、表、グラフなどを用いた問題が中心なので、地図帳で重要な国・都道府県・都市・地域の位置を確認しておきましょう。また、統計資料にも目を通しておきましょう。歴史分野では、例年古代~近世が1題、近現代が1題出題されます。年表を利用して時代の流れを大きく把握するようにしておきましょう。さらに、できごとの原因・結果・影響などを理解しておくことも必須です。公民分野では、現代社会に関する大問が1題、民主政治が1題出題されています。今日の日本社会に対する理解の程度を問われる問題が出題されており、新聞やニュースなどから情報を得る習慣をつけておきましょう。

上位校について

福島県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数によって決まりますが、その比重については原則同等です。よって基本的には福島高校や会津高校などの最上位高校~郡山東高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

一般選抜では、各学年の9教科の5段階評定の合計に、各学年の実技4教科の5段階評定の合計を加え195点満点で、実技4教科を重視します。(一部「特別活動等の記録」を点数化(55点満点)する高校もあります) もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ150後半~170以上の点数があることが望ましいです。 この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。中学1年からの内申点が加味されますので、現在受験学年ではなくても、定期テストの勉強や提出物は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

学力検査(一般選抜)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

福島県の公立高校入試は、例年では入試は3月上旬で実施され(面接など特色選抜に該当するものは試験当日やその日から3日以内で実施)10日間ほどで合格発表となります。よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で福島県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。

入試内容

入試の内容については上述した通りですが、ここでは選考方法について紹介します。特色選抜の選考は、調査書、特色選抜志願理由書、学力検査、特色面接(全員)のほか、特色検査(小論文(作文)・実技など)を実施した場合はこれらも点数化し、調査書の記載事項なども精査して総合的に判定します。高校・学科によって学力検査の各問の配点を変えたり、特定の教科の配点の比重を変えたりする傾斜配点を行う場合もあります。 一般選抜の選考は、調査書、学力検査の得点を点数化し、一般面接を実施した場合はその結果もあわせて総合的に判定します。調査書と学力検査の比重は原則として同等ですが、高校の判断で比重を変える場合もあります。

学区域

普通科のみ7つの学区があり、受験できる高校が決められています。一部の地域(共通区)では複数の学区から高校を選ぶことができます。隣接学区にある高校を受験することもできますが、その枠は募集定員の20%以内です。専門学科や総合学科では通学区域の制限はなく、県内のどの高校へも出願できます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 福島高等学校 (普通科/公立)・安積高等学校 (普通科/公立)・磐城高等学校 (普通科/公立)・会津高等学校 (普通科/公立)・安積黎明高等学校 (普通科/公立)・白河高等学校 (理数科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 葵高等学校 (普通科/公立) ・福島西高等学校 (普通科/公立)・原町高等学校 (普通科/公立)・湯本高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の福島県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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