愛媛県

公立高校受験対策

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現在愛媛県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、愛媛県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

愛媛県公立高校入試のうち、おもに一般入試についてですが、主に調査書の評定の合計値(中一から中三までの9教科の成績が対象で、各学年45点満点、合計は135点満点)を縦軸とし、学力検査の結果(50点×国数英理社の5教科=最高250点満点)を横軸にして作成する相関図を中心に判断します。 判定は2段階で行われ、1次選抜では内申点の高い人から募集人数の約90%以内の人を選び、その中から面接、内申書、実技テストの結果で高得点を取れていなかった人を対象として、学力検査の募集人数の70%程度が合格となります。第2選抜では、第1選抜で合格とならなかった人を対象として、A:学力検査結果、B:内申点、C内申書の各教科の学習の記録以外の記録、面接等の評価に基づき、各学高校によって異なる比率を用いて、募集人員の30%を選抜して合格者を決定します。

ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は論説文の読解問題、大問2は漢字の読みとり、大問3は漢字の書き取り、大問4は小説文の読解問題、大問5は古文読解、大問6は条件作文が出題されました。読解問題で与えられる文章のレベルは標準的ですが、文法事項などの国語知識は幅広い範囲から出題されているため対策が必要です。
全体を通して難問の出題は多くないため基本事項の把握が高得点への鍵になります。また、条件作文では資料に関する自分の意見を述べることを求められているので、日頃の練習を通して、聞かれていることに一貫性をもって回答できるようにしましょう。

数学の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は計算問題、大問2は小問集合、大問3は箱ひげ図を用いたデータの利用、大問4は関数に関する問題、大問5は平面図形に関する問題が出題されていました。大問5で出題されているような証明問題は毎年出題されているので対策を行いましょう。内容としては中学校で学ぶ全分野から基本的な問題が出題されています。
図形の証明問題が例年出題されています。そのため簡単な問題から徐々に難しい問題を解いていくという方法で学習をすることで証明問題への対応力を伸ばしていきましょう。また方程式の文章題の出題があるため日頃から対策を行うことが大切です。

英語の傾向と対策

大問6題構成です。大問1~3はリスニング、大問4は英作文、大問5は対話文形式の読解問題、大問6は長文読解が出題されています。問題数の多さや単語量が多くなっていることが特徴です。また、出題形式は毎年ほとんど変化していません。
語彙や文法の出題内容は基礎が多いので教科書の内容の復習を通して学習を行うことが効果的です。また、読解問題は前述の通り問題量と本文の単語量が多いので普段の学習から解く速さを意識して行うことが対策につながります。作文は書く内容が条件によって縛られているので過去問を通して慣れておくことが重要です。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。例年通り、物理、化学、生物、地学の各分野から1題ずつと小問集合が1題出題されています。実験、観察に関する基本的な問題の出題が多く出題されました。また、解答形式は選択式、用語記述、文章記述、作図と様々な形式の出題がされています。
やや複雑な問題が出題されることもあるため教科書の基本的な知識を定着させたのちに、問題演習を通して記述式の問題に慣れておくことが大切です。また、表やグラフの読解力を高めておくことが必要になっています。

社会の傾向と対策

大問6題構成です。歴史は古代~近世と近現代、公民は政治と経済、地理は日本地理と世界地理からそれぞれ1題ずつ出題されています。年表やグラフ、図などの資料を用いて基本的な知識を問う問題が多く出題されています。大問ごとに1問、指定語句を用いる記述問題が出題されています。
歴史は時代ごとに特色や繋がりを、全体の流れとともに覚える必要があります。公民は今日の社会情勢や社会問題について理解しておくこと、地理は地図やグラフなどの統計データを使った問題を過去問などで演習をすることが大切です。

上位校について

内申点対策

中学1年生から中学3年生での9教科の成績が対象で、各学年45点満点、合計は135点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ110後半~130以上の点数があることが望ましいです。

この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。180点~220点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

愛媛県の公立高校入試は、「推薦入学者選抜」と「一般入学者選抜」となっています。例年では推薦入学者選抜の入試日は2月上旬で実施され、(2月中旬ごろに内定者への通知が行われます。1週間ほどで確約書を提出し、)3月中旬に合格発表となります。また、一般入学者選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は3月中旬に行われます。

入試内容

「推薦入学者選抜」は学力検査のない入試形式で、だれでも出願することができます。選考内容は推薦書や内申書、作文または小論文、面接または集団討論、実技テストや自己アピール書を総合的に判断し合否が決まります。一般的に推薦入試と呼ばれるものになります。推薦入学者選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般入学者選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では後期選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。

「一般入学者選抜」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。多くの高校では面接も実施しています。調査書は中学3間が合否判定に使われます。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。

学区域

普通科の通学区域(学区)は、東予地区、中予地区、南予地区の3つです。普通科以外の学科は、県内のどの高校でも受験することができますが、宇和島東高校理数科は普通科とまとめて募集を行うので、南予地区になります。募集定員の5%以内は通学区域の例外適用となり、学区外からでも出願できます。

学習プラン

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  対象校 学習内容
プランA松山東高等学校 (普通科/公立)・今治西高等学校 (普通科/公立)・松山南高等学校 (普通科/公立)・松山南高等学校 (理数科/公立)・八幡浜高等学校 (普通科/公立)・松山北高等学校 (普通科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 大洲高等学校 (普通科/公立)・西条高等学校 (国際文理科/公立)・宇和島東高等学校 (普通科・理数科/公立)・西条高等学校 (普通/公立)・松山中央高等学校 (普通科/公立)・今治北高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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