千葉県

公立高校受験対策

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現在千葉県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、千葉県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

千葉県の入試は「一般入学者選抜」という学力検査のみの入試方式となっています。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。学力検査では通常の国語・数学・英語・社会・理科の5教科の試験に加えて、学校設定検査という、各高校が、面接、集団討論、自己表現、作文、小論文、適性検査、学校独自問題のうちから一つ以上の検査を選択し、実施する制度を採用しています。調査書(内申書)と学力検査及び学校設定検査の得点などを選抜資料とし各高校が定める配点基準に則って総合的に合否を決定されます。学力検査、調査書、学校独自の検査の3つの配点は学校によって異なるため、志望する学校のホームページを確認する必要があります。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問7題構成です。大問1は聞き取り問題、大問2、3は漢字の読み書き、大問4は論説文の読解問題、大問5は小説文読解問題、大問6は生徒の会話を含む古文読解問題、大問7は条件作文が出題されました。 現代文の長文読解の問題の中で文法が問われることや、古文読解の問題内で漢文の知識が求められることがあるため、読解力だけでなく国語に関する知識を広く身につけることが必用です。現代文の読解をする際に論の展開や人物の心情などを箇条書きや図で整理する習慣をつけましょう。

数学の傾向と対策

大問4題構成です。例年と出題数と出題傾向はほとんど変わらず、大問1は小問集合、大問2は1次関数を用いた座標の問題、大問3は平面図形に関する証明問題、大問4は複数の未知数に関する一次方程式の応用問題が出題されていました。 大問1の配点が半分以上を占めているため、基礎となる基本事項をおさえることが優先するべき事となっています。また、大問1に出題されている作図など例年のように出題されている問題があるため過去問の演習をすることも重要です。

英語の傾向と対策

大問9題構成です。構成は例年通り、大問1~4はリスニング問題、大問5は語彙・文法問題、大問6は条件英作文の問題、大問7は資料を用いた長文読解、大問8は長文読解、大問9は会話文読解が出題されました。 資料を読み取る必要がある読解問題や、イラストを使った条件英作文は過去問数年分のを通して練習していきましょう。またその他の基本問題に関しては、文法や構文の基礎を教科書などを用いて使えるようにしておくことが大切です。

理科の傾向と対策

大問9題構成です。ここ数年は、物理、化学、生物、地学から各2題ずつと、総合問題1題の構成が続いています。問題の内容自体は実験や観察を主な題材としていた基本的なものですが、問題数が多く問題文が長いため知識だけでなく問題を解く素早さも求められています。また問題形式が、記述問題と選択問題がほぼ半数ずつあり、作図や文章問題もあるため、教科書で基本問題の知識を定着させ、広範な知識を身につけることが重要です。実験の内容をくみ取る必要がある問題もあるため読解力を鍛えることも大切です。

社会の傾向と対策

大問8題構成です。3分野総合問題が1題、地理が2題、歴史が2題、公民が3題で例年と同じ構成でした。表や地図、写真から情報をくみ取って答える問題が多くあり、1問あたりにかける時間を減らすことが大切です。そのために、早い時期から重大な出来事の年号を暗記しておくことや、資料を判別する問題や過去問などの問題に多く触れておくことが重要です。全体を通して基礎的な内容の設問が多いため、難易度が高い学校を志望する場合は満点を取ることが必要になります。

上位校について

千葉県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には県立千葉高校や県立船橋高校などの最上位高校~千葉西高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

内申点は中1~中3の成績が評価されます。・9教科の5段階評定の合計135点満点に、K数値(原則1)をかけて算出します。なお、各高校の特色に応じて数値が0.5~2の範囲で変化する場合があります。必ず確認しましょう。また、調査書の評定以外の記載事項については、各高校評価基準が異なりますが、最大50点を上限として加点可能です。内申点、学力検査、学校による検査をすべて点数化した総得点をもとに合否が決まる仕組みです。内申点は中1から中3までの9教科を5点満点で評価し、135点満点となっています。検定や資格の加点もありますが、上位校では加点割合が少ない傾向が見られます。志望校合格を考えると中1から定期テストでの得点を意識して内申点を確保しておくことが大切です。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、テストだけでなく、提出物等をまずはしっかりと頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

2月下旬に学力検査を2日間にわたって行い、3月上旬に合格者の発表が行われます。1日目の学力検査では英語、数学、国語を行い、2日目に理科、社会と学校独自の試験を行います。

入試内容

『学力検査1日目』
3教科(国語・数学・英語)の学力検査(国語及び数学は各50分、英語は60分・各教科100点)、学校設定検査が実施されます。
『学力検査2日目』
2教科(理科・社会)の学力検査(各50分、各100点)、学校設定検査が実施されます。
『学校設定検査について』
学校設定検査の得点の配点は、各高校が学校の特色に応じて10点以上100点以下の範囲内で定めています。ただし、その他の検査のうちの県が作成する「思考力を問う問題」の配点は100点となっています。学校設定検査を2つ以上実施する場合には、学校設定検査の合計得点は150点を上限となります。なお、専門学科において適性検査を2つ以上実施する高校が、さらに面接を実施する場合には、面接の配点は50点を上限とし、学校設定検査の合計得点は200点を超えないものという仕組みです。

学区域

千葉県は9つの学区に分かれており、自分が住んでいる学区と、隣接する学区の高校のみ出願することができます。 ただし、普通科でない高校・定時制・通信制及び千葉女子・木更津高校に関しては学区の制限がありません。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 千葉高等学校 (普通科/公立)・船橋高等学校(普通科)・千葉東高等学校(普通科)・佐倉高等学校(普通科)柏高等学校(普通科)・木更津高等学校(普通科)・長生高等学校(普通科)・佐原高等学校(普通科)・匝瑳高等学校(普通科)・成東高等学校(普通科)・安房高等学校(普通科) 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 柏中央高等学校(普通科)・君津高等学校(普通科)・磯辺高等学校 (普通科)・習志野高等学校(普通科)・我孫子高等学校(普通科)・佐原白楊高等学校(普通科)・千葉北高等学校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の千葉県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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