《答えてくれた先生》
森本 倫
高知大学
A1.フィールドワークに力を入れている点です。キャンパスが3つに分かれていることもあり、それぞれの学部にあった環境で学ぶことが出来ます。
教育学部に関しては、複数免許を取得することが出来ることが一番の魅力です。カリキュラムの中に組み込まれているものだけではなく、自分で自由に選択できるため将来どの教員になりたいのか定まっていないひとにもよいと思います。
A2.朝倉キャンパスには4つの学部が集まっていることもあり、少し狭くは感じますが、1年生でよく使う共通教育棟はきれいに手入れをされています。また、耐震工事などで現在もいくつかの棟を改装工事しています。
A3.人それぞれではありますが、教育学部の先生は過去に小中高で教員をしていた先生がほとんどなので分かりやすい印象があります。
カリキュラム上、教育学部の以外の先生の授業を受ける必要がありますが、すべてオンラインで受けられる授業も増えているため、自分の興味や時間を考えて受けるとよいと思います。
A4.就職室で支援を受けることが出来ます。学生全体にメールで取り組みを教えてくれたり、直接就職室で話を聞くことが出来ます。教員採用試験対策に関しては、元校長先生に添削指導をお願いできたり、面接指導や模擬授業指導を行ってもらうことが出来るため、友だちどうして分からなかったこと気づかなかったことについても指摘してもらえます。
A5.様々な人がいます。よさこいのサークルが多くあることやフィールドワークで地域の方とお話をする機会が多い影響から明るい学生がいる印象です。
A6.中心街から離れているため、交通の便は少し悪いです。しかし、JRや路面電車が通っているため、有名な『ひろめ市場』にも路面電車で通うことが出来ます。
A7.教育実習が楽しかったです。小学校と中学校に行きましたが、その中で自分が受けてきた授業の裏側の楽しさや苦労を知ることが出来ました。
また、『よさこい』も楽しかったです。県全体が盛り上がる行事です。老若男女問わず踊りを楽しんで
A8.部活動は、あまり盛んに行われている印象はありません。新歓(新入生歓迎会)も行われますが、どちらかというとよさこいサークルが盛り上がっている印象です。
A9.実習が大変でした。3,4年生で実習に行く前に2年生で全科目模擬授業をします。その際は相手が大学生なので自分が想定している回答が出ますが、実際に授業をすると自分が想定していない回答が出てきます。子どもたちへの対応や日常の会話などから児童生徒の思考を読み取ることが難しかったです。
高知大学は周りの大学と比べて認知されていないように感じますが、教育学部では複数免許が取れるという特徴があります。自分が教員をしたい自治体の加点制度などを確認するとよいと思います。
また、大学受験だけではなく、大学に入った後にも各専門の教科では高校までの知識は当たり前に身についているものとして授業が進められるため、基礎的な部分はしっかり固めていきましょう。
高知大学の桜は毎年とてもきれいに咲きます。皆さんにもそれぞれのきれいな桜が咲くことを願っています。