《答えてくれた先生》
浅岡 秀輔
順天堂大学 医学部
A1.医学部全体をみても、国家試験の合格率が毎年非常に高いです。国試をものともせず、余裕を持って突破しようという雰囲気が強いです。
留学のサポートが特に手厚く、ジョンズ・ホプキンス大学など様々な名門大学への留学のチャンスがあります。
また、分野別ではスポーツ医学に強く、スポーツ医学に関する研究が盛んなほか、OB OGの先生方もたくさん輩出しています。
A2.医学部のキャンパスは御茶ノ水にあるため広くはないですが、建物は新しく、実習室や実験設備などは非常に充実していると思います。
A3.親身になって生活指導や成績管理を行ってくださる先生や、専門分野を非常に深く講義なさる先生まで様々です。
1年生の終わりから始まる医学の授業では、各分野が1ヶ月程度で入れ替わり、それぞれ専門の先生方が講義を行います。
積極的な学生には研究室への配属などのシステムが充実している一方で、できるだけ留年生や国試の不合格者を出さないよう、成績が振るわない学生へのサポートも熱心にしている印象です。
A4.医学部に関しては就職ではないため、回答を控えます。
A5.研究活動や学業に没頭する人や、学業と両立しつつ部活動に打ち込む人まで、様々な人がいます。
A6.御茶ノ水や水道橋、本郷などに近く、学生が集まる場所なので、飲食店がたくさんあります。
また、少し歩けば東京ドームや皇居にも近いので、気分転換ができるスポットもあります。
A7.コロナでイベントはほとんど中止になったので、特にはありません。
A8.医学部は6年制のため、サークルがない分独自の部活動が発達しており、かなり真剣に打ち込む学生が多い印象です。
学年間のつながりが薄くなりがちな学部のため、部活動で先輩や後輩と交流することは有意義だと思います。
新歓も毎年盛り上がるので、体験だけでも顔を出してみるのをお勧めします。
A9.医学を本格的に学ぶのは2年からですが、暗記量が莫大な量になります。また、試験が1月〜2月に一度のペースで組まれていて、毎月各分野の講義に関する試験を突破していくのが大変です。
ただ、試験は高校の定期試験や大学入試とは違い、各範囲で覚えておくべき大事な情報から順に出題されるので、優先順位をつけて効率的に勉強していくのが大切だと思います。
順天堂大学の試験に合格するうえで、英語が得意だと非常に有利になると思います。
入試形式は豊富ですが、それらの多くで英語の配点が他大学と比べて高い傾向にあります。そのため、長文読解や英語での小論文などを練習しておくと良いと思います。
ただ問題傾向に癖の強い科目はない印象なので、順天堂大学が第一志望の方も、併願の方も、まずは基礎を確実に身につけていくのが大事だと思います。
合格を掴み取れるよう応援しています!