Camp+では、各中学・高校・大学の過去問について、傾向と分析を詳細に解説しています。都立中・都立高を中心に最新の過去問を大問ごとに分類し、傾向が一目で分かります。
<出題形式>
検査Ⅰは前年度と同様の形式であり、理科、社会、総合的な思考力を問う大問3題の構成でした。全体を通して、会話文、問題文、
資料いずれも分量がやや増加し、例年以上に時間が非常にタイトな中で知識問題を素早く解き切った上で、
いかに他の問題に時間を使えるかがカギとなります。
【大問1】会話文と実験結果、資料をもとに理科の知識や考察力を問う問題
問題数自体は14問と前年度より1問少なかったものの、ページ数は1ページ多くなっていました。
前年度は文章と実験結果が中心の問題でしたが、今年度は会話文が中心の形式となったことに加え、それぞれの問いの選択肢自体の文章量も多く、理科の知識や考察力だけでなく読解力が求められる問題でした。
燃焼・振り子・地層・光の屈折とレンズといった基本的な知識を応用した問題も出題されており、いかに基礎知識を正しく運用し、1問1問をスピーディーに処理することができたかがカギとなりました。
1 理科的な知識や分析力をみる問題
〔問1〕会話文と実験結果から分析・考察する問題
会話文と実験結果から分析・考察し、正しい選択肢を選ぶ問題であり、一般的な問題ではあるものの正しいものをすべて選ぶ必要があり、〔問1〕からハードルが高い問題でした。
〔問2〕会話文と実験結果から分析・考察する問題
〔問1〕と同じく会話文と実験結果から分析・考察する問題ですが、〔問1〕よりは取り組みやすい問題でした。
〔問3〕〔問4〕ものの燃焼をテーマに気体の性質を問う問題
会話文と実験があるものの、いずれも教科書レベルの知識をベースとした問題となっており、ここで確実にとっておきたい問題です。
〔問5〕〔問6〕[問7〕ふり子をテーマに理科の知識を問う問題
テーマはふり子ですが、ふり子の等時性に関して2題、温度による体積の変化をからめた問題が1人と理科の知識がきちんとあるかを
問う問題でした。また、〔問7〕に関しては記述形式となっており、例年同様自分の言葉で書く力も求められます。
2 理科的な知識や考察力をみる問題
〔問1〕〔問2〕文章をもとに考察する力と理科の知識を問う問題
ハチジョウイタドリという植物がテーマとなっていますが、見知らぬ固有名詞から戸惑ってしまった方も多いかと思います。
ですが、植物自体の知識を覚えきるという方針ではなく、あくまで文章から考察して解いていくものとして理科的な分析力を
磨いていくことが肝心です。
〔問3〕火山灰による地層のできかたの問題
地層というテーマとしては頻出ではないものの求められる知識自体は基本的であり、一度類題を解いたことがあれば正答にたどり着くことができたかと思います。
〔問4〕光の屈折と反射の問題
LEDという言葉に惑わされず、凸レンズによる光の屈折と鏡による光の反射が問われていることに気づく必要があります。
落ち着いて問題を読み、確実に正解したい問題です。
〔問5〕気候をテーマにグラフから分析・考察する力と理科の知識を問う問題
(1)アメダスについての知識が問われており、知っているか知らないかで決まってしまう問題です。
この問いに限らず、
教科書で学ぶ知識を丁寧に、かつ、広範に学んでいくことが重要です。
(2)・(3)グラフから分析・考察することで知識がなくとも正答にたどりつける問題です。いずれの問題も
グラフ自体シンプルなものであるため、慌てずにグラフを読み取りましょう。
【大問2】会話に出てくる題材に関する問題・色を題材にした問題
2⃣は横断歩道を渡る二人の会話に出てくる題材に関する小問に答えていくものと、「色」を題材とした問題で、前年度は文章が2つ出てくる形式だったものが、今年度は会話が1つと短答問題が並ぶ形式での出題になりました。前年度の小問数は12題でしたが、今年度は14と2題増加しています。記述式の問題は3題で、大半の問題が記号で回答する問題である形式は変わりませんでした。分野ごとの出題についてみると、前年度は地理の問題が5題、歴史の問題が3題、公民の問題が3題で、各分野の問題の中に資料分析が組み込まれる形式となっていましたが、今年度は地理の問題が2題、歴史の問題が7題、公民の問題が5題となり、資料分析の問題が各分野の問題の中に組み込まれる形式となりました。
1 会話に出てくる題材に関する問題
〔問1〕横断歩道に関する問題
横断歩道を図1から図2のように変更することで、どのような点に効果があるのかを記述する問題です。解答欄には「~を減らせる点。」とあったため、工事のときにどのようなことを減らせたのかを考えられれば解答を導きだすことができます。
〔問2〕1920年頃の様子に関する問題
1920年頃の様子を表したものとしてふさわしくないものを選ぶ問題です。選択肢の中にキーワードがあり(例えば、アの選択肢はラジオ放送があるので、1925年と分かります)、そこから判断することが可能でした。
〔問3〕沖縄県に関する問題
沖縄県が右側通行から左側通行になった理由を説明する問題です。問題文にあるように、「第二次世界大戦後、沖縄が右側通行だった期間の沖縄の状況にふれながら」解答を作成しなければなりません。
〔問4〕織田信長に関する問題
織田長が楽市楽座を行った城下町がどこにあったのかを答える問題です。織田備長が築城した安土城がどこにあるのかを覚えていれば、答えられる問題でした。
〔問5〕平安京に関する問題
右京と左京に関する問題と平安京が置かれた時代に関するふさわしい組み合わせを選ぶ問題です。右京と左京に関する問題は、問題文の中で、「内から見て左側に位置する左」とありますから、このことをもとに考えます。また、方位記号も示されていますので、方角を確認しながら考えていくことで、解答を導くことができます。
〔問6〕長野県と静岡県に関する問題
長野県と静岡県を表の中から選ぶ問題です。表の中には、海水浴場数、スキー場数、温泉地数、宿泊者数の情報がありますので、それらをもとに考えます。特に、海水浴場数は「一(なし)」がありましたので、内陸県を簡単に絞ることができます。
2 色を題材にした問題
〔問1〕国旗に関する問題
ア~エの選択肢の中から、ユーラシア大陸ではない国の国旗を選ぶ問題です。ユーラシア大陸はアジア州とヨーロッパ州が位置する大陸なので、北アメリカ州に位置するカナダを選ぶことができます。手早く解き、得点につなげたい問題でした。
〔問2〕平清盛に関する問題
平清盛がどのように権力を持ったのかを説明する問題です。問題文の中で「天皇と清盛の関係にふれながら」とありますので、その点を踏まえて考えていければ、解答を作成することができました。
〔問3〕米づくりの道具に関する問題
米づくりが伝わった頃に使われていた道具としてふさわしくないものを選ぶ問題です。米づくりが伝わったのは弥生時代ですから、弥生時代の道具を考えると、石包丁や田げた、弥生土器などを挙げることができます。
〔問4〕江戸時代の米に関する問題
江戸時代の米に関係した内容としてふさわしくないものを選ぶ問題です。選択肢の中にキーワードがあり(例えば、アの選択肢は「天下の台所」があるので、江戸時代と分かります)、そこから判断することが可能でした。手早く解き、得点につなげたい問題でした。
〔問5〕イチゴに関する問題
イチゴに関する3つの資料を読み取り、内容としてふさわしくないものを選ぶ問題です。選択肢を手寧に読み込み、グラフと照らし合わせることができれば、解答できる問題でした。
〔問6〕白菜に関する問題
長野県、茨城県、長崎県の白菜の月別入荷量の正しい組み合わせを選ぶ問題です。白菜が高原野菜であることを覚えていれば、図5の時期と照らし合わせて、解答を導くことができました。
〔問7〕発電所の分布に関する問題
水カ・火力・原子力・地熱発電所の分布を表した地図から、火力発電所を表しているものを選ぶ問です。燃料となる石油の輸出が船で行われることを覚えていれば、工業地帯・地域と照らし合わせて答を導くことができました。
〔問8〕ヘルプマークに関する問題
ヘルプマークの意味を答える問題でした。マークを見て、ヘルプマークであることに気づけたかどうかが問題を解くポイントとなっていました。
【大問3】交差点と街づくりに関する問題
【大問3】は交差点と街づくりに関する問題でした。前年度の小問数は5題でしたが、今年度は6題となり1題増加しています。前年度の問題では小問ごとに40字から80字程度の字数指定問題が出題されましたが、今年度は小問ごとに15字から 40字以内の字数指定問題が出題されました。小問1問あたりの記述の問題が減少しましたが、自らの考えを表現する大問であることには変わりありません。
〔問1〕野生動物用の道路横断施設に関する問題①
3つの写真を見て、野生動物用の道路横断施設に関して適切な組み合わせを選ぶ問題です。選択肢に動物が書かれていますので、どのような習性があるのか(例えば、モモンガならば滑空する)を踏まえる必要がありました。
〔問2〕野生動物用の道路横断施設に関する問題②
野生動物用の道路横断施設が作られた原因を記述する問題です。道路を横断するための道をわざわざ作っているという点に着目します。もし道路横断施設がなかった場合、写真のように車が通る道を横断することになります。運が悪いと車と接触してしまう可能性があります。この点に注意して解答を作成する必要がありました。
〔問3〕環状交差点に関する問題①
なぜ環状交差点は安全性が増しているのかを記述する問題です。2つの図が示されていますので、その図の中の車の動き方を比べなければなりません。
〔問4〕環状交差点に関する問題②
環状交差点を利用することでの震災時の利点を記述する問題です。問題文の中に「借号機をなくす」という表現が出てきます。震災時には停電が起こる可能性があり、信号も停電によってつかなくなってしまいます。環状交差点は号がなくても、車が走ることができるわけです。
〔問5〕商店街に関する問題①
商店街で自転車を降りて押すルールが適用された場合に、指摘されると考えられる問題点を会話文内に適する形で記述する問題です。空欄の後ろに「自転車に乗りたい人が困る」とありますので、この点を踏まえれば、解答を導きだすことができます。
〔問6〕商店街に関する問題②
お茶商店街を安全に利用できるルールを考える問題です。ポイントは「歩行者にとっても、自転車に乗る人にとっても」安全であること、そして、「特定の使途だけを許可したり、罰したりするルール」にしないということです。この点を踏まえ、自分の考えを15字以上40字以内で記述すればよいわけです。
<出題形式>
前年度同様、大問二問構成でした。読解問題と資料を読み取る問題の出題順が入れ替わりましたが、全体の分量は前年度と大きく変わりませんでした。
【大問1】説明文の読解
鹿をテーマとした説明文を読み、設問に答える問題でした。読解問題は、前々年度は1⃣、前年度は2⃣にあったので、前々年度のタイプに戻ったといえます。小問数は前年度2⃣が7題だったのに対し、今年度は9題となりました。文章が見開き1ページあり、2⃣と合わせて30分という短い時間での勝負であるため、素早く文章を読み取る力が求められました。
〔問1〕漢字の書き取りに関する問題
「対照」と達するを書きとる問題でした。どの漢字も小学四年生までに習う漢字だったので、必答問題であるといえます。
〔問2〕空欄に入る言葉を考える問題
二ホンジカやイノシシがどのように駆除されているのかに関して、適する言葉を選ぶ問題です。空欄の直前の「有害獣」という言葉がヒントになりました。
〔問3〕要約した理由の空欄に入る言葉を考える問題
筆者が「意外だ」と感じた理由を説明した文の空欄に当てはまる言葉を抜き出す問題です。[ あ ]は空欄の前に「二ホンジカやイノシシの害は」、[ い ]は空欄の後に「~の視点からのもの」というヒントとなっています。また、問題文に「[ あ ]には傍線部➁より前の部分から[ い ]には傍線部➁より後の部分から」というヒントもありますのでその点も踏まえて、解答を導くこともできます。
〔問4〕空欄に入る言葉を考える問題
[ ➂ ]に当てはまる言葉を考える問題です。問題文中に「『すぐに仕返しされること』という意味の言葉が入る。」というヒントをもとに解答を導き出すことができます。
〔問5〕脱文挿入に関する問題
脱文が①〜⑭のどの段落の後に入るのかを考える問題です。脱文の中では、ペットと野生動物の比較がされており、特に「エサ」がキーワードになっています。
〔問6〕段落の内容に関する問題
里山が減ると動物の害が増える理由を述べている段落を選ぶ問題です。「里山」をキーワードに文章を読み進めることで、どの段落に書かれているのかを見つけることができます。
〔問7〕空欄に入る言葉を考える問題
[ ⑤ ]に当てはまる接続詞を考える問題です。直前の部分では「里山の生態系はまもられていた」、直後の部分では「里山から人の気配が消えてしまった」とあることから、逆接の接続詞を入れればいいことが分かります。必ず正解したい問題であるといえます。
〔問8〕傍線部を言い換える問題
傍線部の内容を言い換えたものを選ぶ問題です。傍線部の直前で「日本の木材は外国からの安い輸入木材に押され、価格競争に勝てなくなって」とありますから、あきらめる必要があるということです。
〔問9〕筆者の主張に関する問題
二ホンジカの被害が深刻になってしまった原因を「里山の激減」以外に二つ説明する問題です。被害が深刻になっているということは、二ホンジカの数が増加していることと関連があると考えられます。
【大問2】資料を読み取り記述する問題
「国語に関する世論調査」を読み、設問に答える問題でした。資料を読み取る問題は、前々年度は1⃣にあったので、前々年度のタイプに戻ったといえます。小問数は前年度が4題だったのに対し、今年度は3題となりました。また、作文問題は与えられた条件を守りながら考えを実現する力が求められました。
〔問1〕言い換えの言葉を考える問題
さくらさんが「おもむろに」をどのような意味を使ったかを踏まえ、言い換えの言葉を書く問題です。ポイントとなるのは、さくらさんは「おもむろに」の意味を誤って使っているということです。さくらさんの作文の中にある「びっくりして」という言葉を参考に考えると簡単に解答が導けたはずです。
〔問2〕資料から読み取れる適切な内容を選ぶ問題
「国語に関する世論調査」の結果を読み取り、適切な選択肢をすべて選ぶ問題です。選択肢と資料を丁寧に照らし合わせれば解答が導き出せますが、30分という時間の中で、いかに手早く処理できたかがポイントとなります。
〔問3〕自分の考えに記述する問題
「おもむろに」の意味が【辞書】の意味とは異なった意味で使われるようになったことについて、自分の考えを記述する問題です。世論調査で誤った認識されていることに関して『てにをは辞典』から読み取れることを基に、自分自身の考えをまとめる必要がありました。
<出題形式>
前年度と同様、今年度は検査Ⅲが算数分野からの出題であり、大問4題の構成、時間も30分と直近2年間と同じ形式でした。難易度に関しては前年度と比べると1⃣、2⃣の計算や小問集合に関しては易化したといえるでしょう。一方で3⃣、4⃣に関してはいずれも適性検査型の思考力を問う問題、4⃣に関しては珍しい作図問題となっており、適性型の問題の割合が増えました。
1⃣基礎計算力をみる問題
前年度同様に、基本的な四則計算、小数・分数計算から小問4題が出題されました。いかに正確に速く解くことができるかが、その後の問題にゆとりをもつためにカギとなります。そのためには日頃から結合法則や分配法則といった計算時の工夫を常に取り入れておくことが重要です。
①四則計算の問題です。計算の順序のみなので、ここは迷わず瞬時に解きましょう。
➁小数⇔分数の変換が必要な四則計算です。こちらも同様にいかに素早く確実に処理できるかが問われています。
➂結合法則・分配法則を組み合わせた計算の工夫をすることにより、ぐっと計算が楽になる問題でした。気づきと計算の順序が決め手となります。
④分数の応用問題です。地道に通分することでも解くことができますが、部分分数分解を行うことで素早く解くことができます。
4題通して、計算を始める前の処理を行うことでスムーズに解くことができる問題が例年出題されています。限られた短い時間の中で解ききるためにも、日頃から計算問題において愚直に取り組むのではなく、考えながら取り組むことで自身の処理能力を鍛えていく必要があります。
2⃣算数の知識と応用力をみる問題
こちらも前年度同様に、算数の一行問題の出題でしたが、前年度よりやや易化していました。基本的な速さ、平面図形の問題が一問ずつに加え、資料・グラフの問題より小問二問と例年に比べ、解きやすい問題となっておりました。
〔問1〕速さの文章題
非常にシンプルな速さの問題です。単位をそろえることのみ注意が必要ですが、ここは丁寧に計算し、確実に正解したい問題です。
〔問2〕平面図形の求積問題
おうぎ形と長方形を重ね合わせ、それぞれの面積の差を求める問題です。少し応用が必要ですが、図形の問題としては頻出問題であり、見たことあるいう方も多かったかと思います。こちらも確実に正解したい問題です。
〔問3〕円グラフを用いた統計の問題
(1)基本的な割合計算の問題です。
(2)選択肢の問題ですが、前年度の大問4のようにすべて選ぶ形式のため、他の小問と比べ少し難しい問題でした。
3⃣条件を基に規則的にます目を埋めていく問題
前年度・前々年度と異なり、適性検査型の規則性が出題されました。小問は3題の構成で、条件自体はシンプルであり、正しく条件通りに作業をすることができれば、決して難しくない問題です。
〔問1〕速さの文章題
条件にしたがって、丁寧にます目に数字を埋めていくことで正解にたどり着くことができます。落ち着いて作業することができたかがカギになります。
〔問2〕平面図形の求積問題
すべてのます目を埋めて計算することでも答えにたどり着くことができますが、短い時間の中でいうことを考えると、〔問1〕で行った作業から縦横それぞれに規則がある(階差数列となる)ことを見出し、素早く100のます目にたどり着きたいところです。
〔問3〕規則性を見出し記述し説明する問題
例年4⃣にて出題されている記述の問題が、今年度は3⃣での出題となりました。客観的に伝わる表現で記述する必要があり、今後も記述の対策は必要となることが予想されます。記述の問題は書く→添削を受ける→書き直しをセットで学習していきましょう。
4⃣雷と防災をテーマに範囲をコンパスを用いて作図する問題
条件をもとに定規、コンパスを用いて作図を行う問題が出題されました。前年度もコンパスを用いる作図問題が出題されましたが、今年度ではより適性検査形式での新傾向の出題となりました。図を正面、真上からと投影図的にみる必要があります。定規、コンパスを扱うという算数的な技能のみではなく、条件を正しく満たすために丁寧に問題文を読み、分析・考察する力が問われる問題でした。
〔問1〕条件をもとに定規、コンパスを用いて作図を行う問題
問題文中にある「さらに安全」というキーワードを確実に捉えた上で、条件に適合する作図を行う必要があります。コンパスでの作図の経験さえあれば、取り組みやすい問題でした。
〔問2〕条件をもとに定規、コンパスを用いて作図を行う問題
〔問1〕と比べ、条件設定が細かく想像力も問われる問題となっており、加えて正面と真上からと投影図としての見方も求められており、時間のない中で最後にこの問題ということまで踏まえると、非常に差がつく問題となったことが予想されます。