中央大学 経済学部

中央大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、中央大学経済学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。

中央大学 経済学部の概要

中央大学 経済学部の入試概要

        
教科・科目 試験時間 配点 出題範囲
外国語(英語) 90分 150点 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・
コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
国語 60分 100点 国語総合(漢文を除く)
地理歴史・公民 60分 100点 世界史B、日本史B、政治・経済
数学 60分 数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列、ベクトル))
2教科のうち1科目選択

英語の入試問題傾向

英語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 文法・語彙
第2問 マークシート・記述方式 文法・語彙
第3問 マークシート・記述方式 文法・語彙
第4問 マークシート・記述方式 文法・語彙
第5問 マークシート・記述方式 対話文完成
第6問 マークシート・記述方式 読解
第7問 マークシート・記述方式 読解
第8問 マークシート・記述方式 和文英訳

英語の出題分析

大問8問構成です。知識系の設問が全体の半分を占めています。知識系の問題は細かい知識を問うものではないため、標準的な問題集を一冊仕上げることで得点が見込めます。長文は700~1000語程度と長いものの、難易度は標準的です。ただし、日頃から英文量の多い文章に慣れるため、前から後ろに文を読み下せる速読力を身に付けておきましょう。特に、段落の切り替わりや接続詞に注意し、おおまかに何の話題を取り上げているか把握しておくと時間短縮につながります。和文英訳では、基本的な文法・語彙を用いて表現する力が求められます。使える表現をある程度インプットしたら、何度も英文を書いてアウトプットすることが大切です。このサイクルを繰り返し行い、過去問の日本文が英訳できるレベルまで書く力を高めましょう。

国語の入試問題傾向

国語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 現代文(評論)
第2問 マークシート方式 現代文(評論)
第3問 マークシート方式 古文

国語の出題分析

大問3題構成です。2021年度

世界史の入試問題傾向

世界史の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 近現代史が頻出
第2問 マークシート方式 第1問と同様
第3問 マークシート方式 第1問と同様
第4問 マークシート方式 第1問と同様

世界史の出題分析

すべてマークシート方式であり、小問数はばらつきがあるものの、50程度で推移しています。1問にかけられる時間は約1分程度となるため、スピーディーに解くことが重要です。空欄補充、正誤判定、年代整序、用語や年号などの単答問題が中心に出題されていますが、特に正誤問題がかなり細かい知識を問うものになっているため、正誤問題に対応できるかどうかが合否を分けるポイントといえます。全体を通して教科書レベルをはるかに超えた問題が多数出題されるため、共通テストで満点をとれるレベルまで知識をつけておくことが重要です。

論述力の入試問題傾向

論述力の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 論述方式 リード文に対して1000字程度

論述力の出題分析

リード文は「広い意味での社会科学・人文科学の領域(問題冊子参照)」から出題されます。字数は1000字であり、前半の400字は要約形式の設問、残りの約600字は自分の意見を論述する形式の設問となっています。要約問題は、単に要約すればよいのか、何か条件が課されているのかを確認しましょう。後半の意見論述では、リード文の争点を見抜き、設問の要求に忠実に解答する必要があります。全体的なレベルはかなり高いため、過去問に取り組む前に同大学経済学部の過去問で演習を積むとよいでしょう。

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