愛知県

公立高校受験対策

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現在愛知県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、愛知県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

一般選抜は学力検査・面接・通知表を総合的に見て判断し、高校内での順位を出します。第1・第2志望ともに合格の場合は第1志望が合格となります。そうすると、第2志望校で人数に余裕ができますから、その数だけくり上げて合格候補者を出します。上位校からこれをくり返し、高校の合格者が決定します。学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科でどの教科も22点満点で合計110点満点です。英語以外の教科は45分、英語はリスニング10分+筆記40分の試験時間です。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問4題構成です。大問1は論説文読解、大問2は漢字の読み書き、大問3は文法問題を含む小説文読解、大問4は漢文の読解が出題されました。本文は読みやすい文章であることが多く、特殊な問題もないため基礎的な国語力が求められています。出題範囲が、漢字、四字熟語、文法事項など基本的な問題から読解問題や漢文など幅広くなっているため、基本事項を中心に偏りのない学習が必要です。また、読解問題の演習を継続することや、古文、漢文の知識を早期に身に付ける事が大切です。

数学の傾向と対策

大問3題構成です。大問1は式や数に関わる小問集合、大問2は関数やグラフに関わる問題、大問3は図形を中心とする問題が出題されました。記述問題は数値を回答する形式の問題は出題されますが、証明問題などの記述は出題されていません。全体を通して出題の傾向が変わっておらず、難問はほとんどないため、基本的な問題の演習を反復することや過去問演習が効果的な対策となります。また、グラフを書く問題が出題されることがあるため対策が必要です。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1はリスニング、大問2は対話文の空所補充、大問3は資料を含む短文読解、大問4は長文読解が出題されました。リスニングは選択肢も音声のみであるため、難易度が高くなっています。また、文法や語句に関しては全体的な難易度は高くないものの、内容をしっかりと理解し考えなければ解けない思考力や判断力を要求される問題がありました。そのため、過去問を用いた演習などで十分な準備を行なう事が大切です。

理科の傾向と対策

大問6題構成です。地学と化学の小問集合と生物と物理の小問集合がそれぞれ1題ずつと、物理、化学、生物、地学の各分野からそれぞれ1題の出題がありました。観察や実験を主軸にした基本問題が多いため、教科書を中心に基本事項を身に付けることが重要です。しかし、科学的思考力が求められる問題も出題されているため、問題集での演習を通して実験、観察の資料を読み取る力やその結果から考察をする能力を身に付けることも大切になっています。

社会の傾向と対策

大問5題構成です。地理と歴史からそれぞれ2題ずつ、公民から1題が出題されました。ここ数年は小問数が20題から変化していません。暗記した内容をそのまま答える問題はあまり無く、歴史と公民の知識を組み合わせたり、思考力と推察力を使ったりする問題の出題が多く、全体的な難易度は高くなっています。特殊な問題への対策のために過去問などを用いた対策を行い、柔軟な思考で問題を解く練習を重ねていきましょう。

上位校について

愛知県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。旭丘高校、岡崎高校ではともに[内申点×2+当日点×1.5=255点満点]となっており、当日点は勿論、内申点も非常に重要であると言えるでしょう。

内申点対策

9教科を5点満点で評価し、最高45点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えると40点以上あることが望ましいです。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば90点台後半は目指したいところです。旭丘高校については、100点を超えられると合格は間違いないでしょう。高得点を前提とした勝負になるため、難易度の高い問題から一点でも多く取るとともに、簡単な問題で確実に得点する、ケアレスミスを防ぐ、といったことがとても重要になります。

選抜方法

入試日程

愛知県公立高校の入試は、2023年度入試より新制度となりました。おもな変更点として、一般選抜の学力検査が従来の2回から1回になる他、校内順位の決定方式による従来の「A」「B」区分を廃止し、また、解答方法がマークシート方式に変更されます。その他、特色選抜が新たに導入され、推薦選抜と同日程で2月6日に試験が行われます。 2023年度の愛知県公立高校入試日程の予定だと、推薦選抜・特色選抜がともに2月6日、一般選抜の学力検査が2月22日、面接が2月24日(Aグループ)と2月27日(Bグループ)に行われます。面接を行うかどうかは高校ごとに異なります。方式、日程ともに従来と大きく変わっていますので、受験生の皆さんは注意しましょう。

入試内容

愛知県の公立高校の入試には「推薦選抜」「特色選抜」「一般選抜」があります。 推薦選抜はすべての高校で行われ、その高校が第1志望であること・中学校の校長先生の推薦が受けられていることの2つが受験できる条件となっています。面接・通知表で評価され、特別検査も実施する学科もあります。特別検査を実施する学科は、デザイン科・クリエイティブデザイン科・スポーツ科学科・音楽科・美術科です。各校の推薦枠は、普通科は募集人員の10~15%、専門・総合学科は30%~45%とされています。面接ではスピーチが代表的なものとなっています。志望動機・中学校での思い出などが聞かれることが多いです。話す内容、伝えたい内容を考えて練習しておく必要があります。
一般選抜の説明をする前に、Aグループ・Bグループについての説明をします。 愛知県の公立高校はすべて「尾張」と「三河」の2つの地区に分けられます。さらに「尾張」は1群・2群に分けられます。その中で1群のAグループ・Bグループ、同じく2群のAグループ・Bグループに分かれます。「三河」は群の区分はありません。このAグループから1校・Bグループから1校ずつ受験をすることができます。一般選抜は学力検査・面接・通知表を総合的に見て判断し、高校内での順位を出します。第1・第2志望ともに合格の場合は第1志望が合格となります。そうすると、第2志望校で人数に余裕ができますから、その数だけくり上げて合格候補者を出します。上位校からこれをくり返し、高校の合格者が決定します。学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5教科でどの教科も22点満点で合計110点満点です。英語以外の教科は45分、英語はリスニング10分+筆記40分の試験時間です。特色選抜の出願条件はその高校が第1志望であることのみとなっています。また、特色選抜に出願した場合は推薦選抜との併願ができません。作文、学力検査、プレゼンテーション、特別検査のうち一つ以上と面接の検査を受けたのち、調査書の得点を合計し、総合的に合否が決定します。

学区域

一般入学者選抜の普通科には尾張学区と三河学区の二つの学区域があります。さらに尾 張学区からは尾張1群、尾張2群、三河学区からは三河群と分けられています。その中のAグループとBグループから学校を選択します。推薦入学者選抜と、一般入学者選抜の普通科の一部の専門学系・コース、専門学科、総合学科に学区はなく県内全域の高校に出願できます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 旭丘高等学校(普通科/公立)・岡崎高等学校 (普通科/公立)・一宮高等学校 (普通科/公立)・明和高等学校 (普通科/公立)・刈谷高等学校 (普通科/公立)・時習館高等学校 (普通科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 豊橋南高等学校(普通科/公立)・安城東高等学校(普通科/公立)・岡崎西高等学校(普通科/公立)・高蔵寺高等学校 (普通科/公立)・新川高等学校 (普通科/公立)・東海南高等学校 (普通科/公立)・春日井南高等学校(普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の愛知県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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