Camp+では、各中学・高校・大学の過去問について、傾向と分析を詳細に解説しています。都立中・都立高を中心に最新の過去問を大問ごとに分類し、傾向が一目で分かります。
大問5題、小問18題の構成です。
[大問１]は物語文の読解です。家庭環境や人問関係について苦心する主人公の宝田ほのかが、武市という人物とかかわりをもつことで、しだいに生きることに前向きになっていく様子を描いた物題で、登場人物の心情や表現の特徴、登場人物の行動を読み取る問題などが出題されました。
[大問２]は言語とコミュニケーションに関する説明文の読解です。文脈から適語を判断する問題や、文章をまとめた図から適語を補充させる問題が出題されました。本文とは異なる具体例を選択肢に並べ、文章と同内容のことがらを選択させる問題も出題されており、文章内容を深く理解する力が要求されています。
[大問３]は環境問題・エネルギーに関する問題です。文章資料及び複数の資料を読み取り、解答する形式です。聞きなじみのないような用語についても、注釈や説明文を読んで理解しながら進めていくことが大切です。
[大問４]は「日本のお城」についての問題でした。丸亀市の地形図、歴史的な史料、年表およびグラフなど複数の資料があり、それらを的確に読み取る力が要求されました。選択問題がメインとなっていたため、選択肢と資料を比較しながら丁寧に解き進めれば得点することができました。
[大問５]は「食糧問題」についての問題でした。資料1と資料2は各国の米と小麦における生産量・輸出入量の数値が非常に多く並べられており、その資料を正しく説明している選択肢を選ぶ問題が出題されました。文中の空欄に適切な文を入れたり、正しい地図資料を選択させたりする問題などの出題も印象的でした。こうした問題は、図表やグラフについて正確に理解する練習を日頃から行っていれば、十分得点可能です。
大問5題、小問16題の構成です。
[大問１]は、家族で映画館へ行くことを題材に、計算したり条件にあうように書き出したりする問題でした。問題を解くために必要な条件は、会話文・資料から読み取ります。
[大問２]は図形の規則性に関する問題で、適性検査では頻出のテーマです。
[大問３]は周期、速さ、エネルギーに関する問題で、[大問１]同様に会話文・資料をしっかり理解する力が必要です
[大問４]は気象に関する問題でした。正しく説明する記述力、グラフを正確に読み取る力が問われました。
[大問５]は色や光についての問題でした。小学校で学習してきたことの理解が必要な問題が出題されています。最初の会話文が英語で書かれていて、小学校で習うレベルの英単語を認識する力も必要でした。
[大問１]は 300字以内で火災についての発表原稿を作成する問題で、読解力と資料分析力が必要でした。
[大問２]は250字以内で花壇プロジェクトの企画についての発表原鶏を作成する問題で、やや対応が難しい問題でした。条件整理や価格計算、複数の資料の読み取りを練習する必要があります。
[大問３]は300字以内で食料についての発表原線を作成する問題でした。フード・マイレージや地産地消と、適性検査で目にすることの多いテーマです。
大問5題、小問16題の構成です。
[大問１]は物語文の読解です。戦争での疎開がテーマの文章で、登場人物の心情や表現の特徴、登場人物の行動を読み取る問題などが出題されました。[大問２]は日本語に関する説明文の読解です。国立国語研究所が国民の抱える日本語の小さな疑問を解決していくという内容です。
[大問３]は環境問題に関する問題です。説明文のほか、複数の資料が示されています。問1・問3は資料から、問2問4は本文からというように、いずれの設問も、何をもとに考えるのかが明確でした。
[大問４]は「土用の丑の日と水産物」についての問題でした。カレンダーを使った日付の計算、複数の資料から正しい内容のものを選ぶ問題、資料の読み取りと機数の計算問題が出題されました。
[大問５]は「多摩ニュータウンのまちづくり」についての問題でした。2つの資料から正しい内容の選択肢を選ぶ問題、文章から「Repair」の意味を読み取り、選択肢の中でどれが「Repair」を使った例かを選択する問題、文章中の空欄に適切な文を入れる問題でした。
大問5題、小問16題の構成です。
[大問１]は、「スーパーとコンビニエンスストア」について比較する問題でした。[大問２]は「ふりこ」を使った問題でした。問1～問3すべて資料にある数値、情報をもとに計算する問題でした。
[大問３]は「自転車」に関わる問題でした。問1は円周率の計算、問2は旅人算の問題でした。問3は歯車の問題、問4は光の反射の問題で、知識があれば解ける問題だったので、日ごろの勉強量が左右したと言えます。
[大問４]は「液体の重さと温度変化」についての実験の結果分析の問題でした。[大問５]は「流れる水のはたらき」についての問題でした。
[大問１]は 300字以内で「食生活」についての発表原稿を作成する問題でした。作文力というよりは読解力と資料分析力が必要な問題といえます。
[大問２]は250字以内で「図書委員会の会議で発表する企画」についての発表原稿を作成する問題となっています。日常から小数、概数など様々な計算をしっかりと練習しておかないと、対応が難しい問題でした。
[大問３]は300字以内で「さいたま市の魅力」についての発表原稿を作成する問題でした。
