オンライン家庭教師の個別指導
GMARCH受験対策コース

明治大学 農学部

オンライン大学受験なら、家庭教師Campにお任せください。

明治大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、明治大学農学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。

明治大学 農学部の概要

明治大学 農学部の入試概要

        
学科 科目 試験時間 配点 出題範囲
農学科
農芸化学科
生命科学科
国語・数学・理科 120分 配点1科目150点
計300点
国語(国語総合「漢文を除く」)、数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・
数学A・数学B「数列・ベクトル」)、化学(化学基礎・化学)、
生物(生物基礎・生物)から2科目選択
外国語 60分 150点 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・
コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)、ドイツ語、
フランス語から1科目選択
食料環境政策学科 国語/地理歴史、公民、数学、理科 120分 配点1科目150点
計300点
国語総合(漢文を除く)[国語必須]/
世界史B、日本史B、地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・
数学A・数学B「数列・ベクトル」)、化学(化学基礎・化学)、
生物(生物基礎・生物)から1科目選択
外国語 60分 150点 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・
コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)、ドイツ語、
フランス語から1科目選択

英語の入試問題傾向

英語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 長文読解
第1問 マークシート・記述方式 長文読解(会話文)
第1問 マークシート・記述方式 文法・語法

英語の出題分析

大問3問構成です。長文読解2題と文法・語法1題の傾向が続いていましたが、第2問は会話文が出題されるため2015年度以降の過去問を参考にすると良いでしょう。語数は、2題とも500~600語程度と標準的ですが、設問数が多いため時間配分に注意が必要です。長文読解は、内容一致・空所補充、同意表現など典型的な出題が多くなっています。第2問の対話文では設問リード文・選択肢ともに英文であるため、意味を取り違えないよう注意して読みましょう。記述形式は、部分英作文や語形変化が頻出です。解答時間が60分と短いため、大問1に30分、大問2に20分、大問3に10分程度を目安にすると良いでしょう。

国語の入試問題傾向

国語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 記述方式 漢字の書き取り
第2問 記述方式 漢字の読み
第3問 マークシート・記述方式 現代文
第4問 マークシート・記述方式 古文

国語の出題分析

現代文1題、古文1題の構成となっています。現代文は3000~4000字程度であり、私大上位校と比較して標準的です。現代文の題材は、食料問題や環境問題など学部に沿った文章を含め、幅広く出題されます。硬質な文章が多いため、様々なジャンルの論説文を精読しておきましょう。記述問題は抜き出し問題が中心ですが、20~35字程度の短い内容説明記述が出題されることもあるため、傾向の変化に注意しましょう。古文は400~900字程度と年度によって差が大きくなっています。文学史や古典常識が頻出です。重要古文単語および文法は、記述方式で直接問われる可能性があるため、抜けのないよう知識を万全にしておきましょう。

数学の入試問題傾向

数学の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 数学Ⅱ・Bから頻出
第2問 記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート方式 第1問と同様
第4問 マークシート方式 第1問と同様
第5問 マークシート方式 第1問と同様
第6問 マークシート・記述方式 第1問と同様

数学の出題分析

大問6題構成です。大半がマークシート方式の出題となっています。微分積分法、図形と計量、確率、図形と方程式、指数・対数関数、ベクトルが頻出です。特に微分積分法、図形と方程式は例年出題されていますので、重点的に学習しておきましょう。全体の難易度は易~標準レベルです。記述方式の問題であっても途中経過は問われないため、計算も標準的なものが多くなっています。教科書の章末問題レベルの問題を確実に解けるよう演習を積みましょう。

化学の入試問題傾向

化学の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 小問集合
第2問 マークシート・記述方式 理論化学・無機化学
第3問 マークシート・記述方式 理論化学・無機化学
第4問 マークシート・記述方式 有機化学

化学の出題分析

出題傾向は、第1問が小問集合、第2問が理論・無機、第3問が理論・無機、第4問が有機の構成で安定しています。やや無機分野が多く出題されます。無機分野では、オストワルト法など無機化学の製法に関する細かい知識が出題されます。理論分野では、酸塩基・化学平衡、熱化学がかなりの頻度で出題されます。有機分野は、全体の30%程度の出題ですが、大問が1題増え、2題分出題されることもあるため注意しましょう。理論分野の知識を固め、無機分野の知識に集中して対策することが効果的といえます。

生物の入試問題傾向

生物の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 遺伝情報、代謝が頻出
第2問 マークシート方式 第1問と同様
第3問 マークシート方式 第1問と同様
第4問 マークシート方式 第1問と同様
第5問 マークシート方式 第1問と同様

生物の出題分析

大問4~5題構成で、年度によって変化します。遺伝、生殖と発生、生態が頻出です。すべてマークシート方式です。基本的な語句の確認から、実験の考察問題や計算問題も出題されます。問題文が長くマーク式設問の選択肢が多いため、解答に必要な情報を素早く読み取る力が問われます。正しい解答の組み合わせを選択する形式も出題されるため、教科書の知識を確実に身に付けておきましょう。全体的には標準レベルですが、やや文章量が多いため時間配分に気を付けましょう。基本問題を優先し、残りの時間で考察問題や計算問題に取り組むとよいでしょう。

世界史の入試問題傾向

世界史の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 西洋史・東洋史が半分ずつ出題
第2問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート方式 第1問と同様
第4問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第5問 マークシート・記述方式 第1問と同様

世界史の出題分析

大問5題構成です。西洋史と東洋史がほぼ半分ずつの割合で出題されます。西洋史は、一国について問う形式ではなく、ヨーロッパ全土について出題される傾向があります。東洋史は、中国史が例年必出ですので、集中的に対策しましょう。中国史以外では、中央アジアやインド、アラブ諸国など幅広く出題されます。正誤問題が多く出題されますが、間違いが明確なものが多いため、全体を通して標準レベルといえます。テーマ史がやや難しく、農業経営形態や土地制度など農学部を意識した問題も出題されるため、関連知識をまとめて学習するとよいでしょう。

日本史の入試問題傾向

日本史の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 古代~近現代から幅広く出題
第2問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第4問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第5問 マークシート・記述方式 第1問と同様

日本史の出題分析

大問5題構成です。古代~近現代まで幅広く出題されますが、年度によって原始からの出題もあります。分野別では、政治史・社会経済史・文化史から、それぞれまんべんなく出題されています。出題形式は、用語、人名の選択、記述問題、正誤問題、年代配列問題が出題されます。用語、人名は教科書レベルが中心であり、細かいものはほとんど出題されません。正誤問題、年代配列問題は、細かい年代を問う設問が出題されるため注意しましょう。選択肢の年代が非常に近い場合は、前後関係の正確な知識がないと解くのが難しい場合があります。記述問題は語句を直接問う形式であり、選択問題よりもやや易しいため、記述問題を優先して取り組むとよいでしょう。

地理の入試問題傾向

地理の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 農産物・貿易に関する問題が頻出
第2問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート方式 第1問と同様
第4問 マークシート方式 第1問と同様

地理の出題分析

大問4題構成です。図や表を用いて解く問題が多く、問題や年によって難易度に差があるため対策がしづらくなっています。地域ごとの農産物・特産品・それを育む風土や地域の特色・貿易に関する問題が頻出です。地域別では、日本・ヨーロッパ・アメリカ・中国地理に加えて、インドや東南アジア地理が出題されます。頻出範囲を絞るのは難しいため、まずは教科書で幅広く知識を定着させましょう。地形図の読み取りやヨーロッパの地理など、解きやすい問題も出題されるため、基本問題でいかに得点するかが合格のカギとなります。

政治経済の入試問題傾向

政治経済の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 農業分野の問題が頻出
第2問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第4問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第5問 マークシート・記述方式 第1問と同様

政治経済の出題分析

大問5題構成です。5題の内訳は、政治経済の総合問題で1題、政治分野で1題、経済分野で1題、現代社会分野から2題となっています。食科環境政策学科という性質上、環境問題などの農業分野の問題が出題されます。環境問題、食関連問題、食糧自給率に関する問題が頻出のため、独自の対策を行いましょう。農林水産省から出されている「食料・農業・農村白書」に目を通すのも効果的です。

農学部対策講座はこちら

すでに会員の方は受講生マイページからご購入ください。