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明治大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、明治大学商学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
教科 | 科目 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 |
---|---|---|---|---|
学部別方式 | 外国語 | 80分 | 150点 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)、ドイツ語、 フランス語から1科目選択 |
国語 | 60分 | 100点 | 国語総合(漢文の独立問題は出題しない) | |
地理歴史・公民・数学 | 60分 | 100点 | 世界史B、日本史B、地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・ 数学A「場合の数と確率・整数の性質・図形の性質」・数学B「数列・ ベクトル」)から1科目選択 |
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英語4技能テスト利用方式 | 英語 | 80分 | 300点 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ) |
国語 | 60分 | 150点 | 国語総合(漢文の独立問題は出題しない) | |
地理歴史・公民・数学 | 60分 | 100点 | 世界史B、日本史B、地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ・数学Ⅱ・ 数学A「場合の数と確率・整数の性質・図形の性質」・数学B「数列・ ベクトル」)から1科目選択 |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 空所補充問題 |
第2問 | マークシート・記述方式 | 会話文 |
第3問 | マークシート・記述方式 | 長文読解 |
第4問 | マークシート・記述方式 | 長文読解 |
大問4問構成です。前半は空欄補充問題、後半は長文読解が出題されます。記述方式は大問1・2のみで、大問3・4はすべてマークシート方式です。空欄補充は、与えられた語を活用させる問題や、二文が同じ意味になるよう穴埋めする問題が出題されます。語彙力と文法の知識が問われるため、細かいスペリングミスをしないよう注意しましょう。読解問題は、構文は複雑でないものの字数が多いため速読が必要です。標準的な難易度の長文に多く触れ、演習を積みましょう。時間を測って解く際は、大問1・2を10分程度で解き、大問3・4に35分ずつを目安にすると良いでしょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 現代文 |
第2問 | マークシート・記述方式 | 現代文 |
第3問 | マークシート・記述方式 | 古文 |
現代文2題、古文1題の構成となっています。現代文は2題合わせて7000~8000字程度であり、私大上位校と比較すると多めです。現代文の題材は、論説文がほとんどですが、まれに随筆文が出題されます。硬質な文章が多いため、様々なジャンルの論説文を精読しておきましょう。現代文の記述では、31~50字程度の内容説明が出題されます。古文は600~1000字程度と平均的です。古文単語の読み書きや和歌修辞法の掛詞が頻出です。問題冊子には漢字の誤答に対する注意事項があるため、書き間違いをしないよう十分気を付けましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 文化史が頻出 |
第2問 | 記述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第5問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
大問5題構成です。近年は前半が記述、後半がマークシート方式の傾向が続いています。西洋史は、西洋諸国の1つの国を取り上げる形で出題されます。東洋史は、年度ごとに中国史が大問として出題されるパターンと、東南アジアなど地域として幅広く出題されるパターンがありますので、出題傾向の変化に注意しましょう。時代別では近世がほとんどを占め、文化史は古代を中心に出題されます。マークシート方式はリード文に対する正誤問題がほとんどですが、 論述問題は150~250字が求められます。解答時間が60分と短いため、先に後半の大問から取り掛かるなど自分なりの戦略を立てましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 近現代史が頻出 |
第2問 | マークシート・記述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート・記述方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート・記述方式 | 第1問と同様 |
大問4題構成です。マークシート方式と記述方式の問題が20問ずつ出題されます。マークシート方式は、年代や人物などを選択させる5択方式の問題です。テーマ史の出題が特徴的です。記述方式の問題では、マイナーな用語が出題されることが多いため、漢字を正しく記述できるよう対策を行いましょう。また、商学部では土地制度史や商業史の出題が多いため、過去問演習を行い傾向をつかみましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 地誌分野から頻出 |
第2問 | 記述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第5問 | 論述方式 | 第1問と同様 |
大問3題構成です。第1~4問では政治経済学部、文学部の地理と同様、選択問題の出題が中心です。地誌分野からの出題が多く、範囲も幅広いため重点的に学習しましょう。系統地理では、地形図の読図問題が頻出です。全体の難易度は標準的ですが、読み取りの難しい統計表や図が出題されることがあります。第5問では、3行以内で書く論述問題が出題されます。知識だけでなく、思考力を問う出題が多いため、過去問演習を行い傾向をつかみましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 経済分野から頻出 |
第2問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート・記述方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート・記述方式 | 第1問と同様 |
大問4題構成です。経済分野からの出題が多く、政治分野1題に対し経済分野が3題となっています。正誤問題が頻出です。正しい分を選択する問題では、誤っている部分を見つけるのに時間がかかることがあるため、速読力を鍛えるとよいでしょう。細かい知識が問われることがあり、全体のレベルはやや難です。教科書の範囲を隅々まで復習し、正確な知識の定着を図りましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 小問集合 |
第2問 | マークシート方式 | 微分積分法、場合の数、確率が頻出 |
第3問 | 記述方式 | 第2問と同様 |
大問3題構成です。大問1がマークシート方式、大問2は数値を入れるマークシート方式、大問3は記述方式になっています。微分積分法、場合の数、確率が頻出ですが、範囲の偏りは少なく幅広く出題されます。答えのみを記入する問題では、過程が問われないため正確で素早い計算力が必要となります。記述方式の問題は、他の大問よりも応用力・思考力が問われる傾向があります。教科書の章末問題レベルの問題を確実に解けるよう演習を積みましょう。
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