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明治大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、明治大学法学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
教科・科目 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 |
---|---|---|---|
外国語 | 70分 | 150点 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・ コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ)、ドイツ語、 フランス語から1科目選択 |
国語 | 60分 | 100点 | 国語総合(漢文の独立問題は出題しない) |
地理歴史・公民 | 60分 | 100点 | 世界史B、日本史B、政治・経済から1科目選択 |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 長文読解 |
第2問 | マークシート・記述方式 | 長文読解 |
2018年度以降は、長文読解2題の出題が続いています。語数は、2題とも900~1000語程度となっています。マークシート方式と記述方式の割合は、およそ6:4です。マークシート方式では、内容一致・主題・空所補充・同意表現などが出題されます。記述方式では和文英訳・内容説明が出題されます。どちらも文字数制限がつくことが多いですが、比較的短いものが多いため、難易度は標準的といえます。設問ごとの英文も含めると2500語ほどの英文を読むことになるため、多く長文に触れることで速読力を養いましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 現代文 |
第2問 | マークシート・記述方式 | 現代文 |
第3問 | マークシート・記述方式 | 古文・漢文 |
現代文2題、古文1題の構成となっています。現代文は2題合わせて5000~6000字程度であり、私大上位校としてはやや多めです。現代文の題材は、明治・大正期の題材が多く、「近代文語文」で読みづらい文章のため注意が必要です。現代文の記述方式は、説明記述の出題はほとんどなく、漢字の読み書き・本文の抜き出し問題が中心です。問われる漢字のレベルはかなり高いため、共通テスト等で対策を行いましょう。古文は800~1000字程度とかなりの長文が出題されます。現代語訳が出題されるため、指示語や主語に注意して演習をしましょう。漢文は小問扱いであり、1問のみ出題されます。記述形式で出題されることがあるため、書き下し文や訓点の打ち方に気を付けましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述・論述方式 | 西洋史がやや頻出 |
第2問 | 記述・論述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
大問4題構成です。近年は前半が記述、後半がマークシート方式の傾向が続いています。西洋史は、西洋諸国の1つの国を取り上げる形で出題されます。東洋史は、年度ごとに中国史が大問として出題されるパターンと、東南アジアなど地域として幅広く出題されるパターンがありますので、出題傾向の変化に注意しましょう。時代別では近世がほとんどを占め、文化史は古代を中心に出題されます。マークシート方式はリード文に対する正誤問題がほとんどですが、 論述問題は150~250字が求められます。解答時間が60分と短いため、先に後半の大問から取り掛かるなど自分なりの戦略を立てましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述方式 | 奈良・鎌倉・戦国 |
第2問 | マークシート方式 | 豊臣・徳川 |
第3問 | 記述方式 | 憲法・法律 |
第4問 | マークシート方式 | 戦後の日本 |
大問4題構成です。大問1・3は記述方式、大問2・4はマークシート方式の傾向が続いています。マークシート方式では、下線部に関する正誤問題や空欄補充問題・年代配列の問題が出題されます。正誤問題では、紛らわしい選択肢も出題されるため、各選択肢の正しい箇所・間違っている箇所を整理し、よく復習しましょう。記述方式の問題では、15字程度の説明記述が出題されます。字数は短いですが、時代背景を問うものが多いため、時代の流れを把握しておきましょう。記述では見慣れない漢字を書く場合もあるため、用語を覚える際には、必ず自力で書けるかどうか確認すると良いでしょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 政治分野が頻出 |
第2問 | 記述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
大問4題構成です。4題の内訳は、政治経済の総合分野で1題、政治分野で1題、経済分野で1題、国際分野で1題となっています。政治分野は、政治思想・社会制度・人権など幅広い知識が問われるため重点的に学習しましょう。経済分野は、近現代からの出題が中心です。労働問題・社会保障制度など、話題になっている社会問題をピックアップしておくとよいでしょう。また、法学部の政治経済では論述問題が必出です。政治分野からの出題が中心ですが、アダム・スミスの「神の見えざる手」を説明する問題など、経済分野から出題されることもあります。重要用語は内容を自分で説明できるレベルまで理解することを意識しましょう。用語集を用いるのも効果的です。
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