《答えてくれた先生》
舩﨑 夏海
東京都立大学
A1.総合大学ならではのカリキュラムだと思います。
1年次には学部・学科の枠を超えて様々な授業を履修することができます。
私が所属する人文社会学部では、1年間いろいろな学問を学んでから専攻を決めることができます。また、少人数教育が充実しているので、授業の質が高く、教員・職員のサポートも手厚いです。
A2.校舎やホール、図書館など、全体的に綺麗な設備が多いです。
ただ、部室棟は少し古い印象があります。研究設備についてはハイレベルなものが整っているので、先進的な研究が可能です。
A3.授業時間外でも相談に乗ってくれる方が多い印象です。
どの教授も研究熱心であるため、授業や研究の話に丁寧に応じてもらえます。
また、私が入学した2020年はコロナウイルスの感染拡大によりほぼ全ての授業がオンライン実施でしたが、心理学の教授が、新入生同士が交流できる機会を提供してくれたことがありました。
このように、学生生活の面でもサポートしてくれる方もいらっしゃいます。
A4.学生の年度に合わせ、それぞれを対象にした就活ガイダンスが定期的に開催されており、大手企業の人事担当者や就職サイトの職員の方から直接お話を聞くことができます。
また、キャリア相談を利用すれば進路相談やES添削、面接対策をしてもらえるので、サポート体制は充実していると思います。
A5.全体的に落ち着いていて、しっかりした人が多い印象です。
もちろん部活動や行事の際には盛り上がりますが、楽しみながらも羽目を外しすぎることはないように思います。
A6.南大沢キャンパスは南大沢駅からすぐのところにあり、アウトレットやイトーヨーカドーで買い物をしたり、飲食店でお昼を食べたり、映画館やカラオケに行ったりと自由な過ごし方ができます。
また、古本市や屋台が出ていることもあります。ちなみに私は、授業後にアウトレットで服やコスメを見るのが楽しみでした。
A7.昨年の文化祭が印象に残っています。屋台やカフェに加えて音楽系サークルの発表なども充実しており、サークル同士の交流なども見られて楽しかったです。
A8.種類が豊富で、新歓の時期には構内やSNSで勧誘活動が盛んです。大会や発表会もあり、参加している人は充実していると思います。
A9.授業を取りすぎて、期末の時期にレポートやテスト、発表が重なったことです。
多いときには課題が8個ほど溜まっていました。当時は徹夜したりアルバイトを減らしたりして乗り越えた記憶があります。
都立大は国公立なので、受験科目が多く大変だと思います。
ただ、どの科目についても、夏~秋頃にある程度の基礎を固めておくことが大切です。
その際、「暗記する」のではなく「理解する」ように心がけ、自分で知識を利用するできるようにしておくと、徐々に力がついてくると思います。
過去問は独特ですが、基礎が十分に固まっていれば、10年分ほど演習すれば徐々に慣れてきます。
落ち込むことがあっても諦めず、何度も挑戦してみてください。応援しています!