東北大学

高木 凜汰郎

《答えてくれた先生》

高木 凜汰郎

東北大学

Q1.この学校独自の特徴はどんなところですか?

A1.綺麗で広大なキャンパスを使用することができ、文系理系問わず多くの学部学科があります。
また、キャンパス内に地下鉄の駅が存在するのが非常に便利で、青葉山キャンパスには無料のキャンパス内循環バスもあります。
留学についても手厚いサポートがあり、やりたいことをのびのびと行うことができます。
世界大学ランキングで3年連続で日本一になるなど、研究力・教育力に長けた大学だと思います。

Q2.学校の設備はどうですか?

A2.歴史ある古い大学ではありますが、多くのキャンパスの建物は比較的新しいものが多く、特に食堂などはとても綺麗です。
研究設備に関しても講習を受ければ誰でも使用可能な3Dプリンターや旋削加工器具などが用意されています。
研究室に配属されると大型モニターやPCが無料で在学中に個人使用できるなど、研究に関するサポートも手厚いです。

Q3.授業を行う教授陣はどんな印象ですか?

A3.中学高校などと同様に人それぞれです。合う先生もいれば合わない人もいます。
授業内容は基礎的なものから発展的なものまで幅広いです。
しかしながら、普段研究を行っている教授陣の授業を受ける利点として、授業中の小休憩として教授の研究分野に関する話を聞けるという点が挙げられます。
たとえば、私は宇宙開発に関する研究を行っている教授の授業にてその開発に関する話を聞いたことがあります。
授業後に教授と話している人もいて、学ぶチャンスはたくさんあると感じます。

Q4.就職に対する支援はありますか?

A4.学生が主体となって運営する就職支援団体などが存在し、一人きりで就活を行わなければならないというわけでは無いです。

Q5.学生の雰囲気について教えてください。

A5.学部生だけで1万人を超える大学なので本当にさまざまな人がいますが、個人的に都内の大学生よりも全体的に静かで落ち着いた印象です。

Q6.学校周辺はどんな様子ですか? おすすめスポットはありますか?

A6.特にありません。ほとんどの学部生が通うキャンパス(川内、青葉山)は仙台駅から離れた山の上にあるキャンパスなため、周辺には居酒屋やカフェなどの飲食店はありません。よく言えば、研究や勉強に集中できる環境が整っており、メリハリをつけられると思います。
学生は研究やテストが終わったら仙台駅の方に移動し打ち上げなどを行っています。

Q7.大学生活で楽しかった行事を教えてください。

A7.友人とチームを組んで出場した、有志のフットサル大会が楽しかったです。

Q8.部活動はどんな様子ですか?

A8.かなり盛んに行われていて、4,5月はキャンパスの至る所で勧誘が行われています。
焼肉などをごちそうしてくれることもあるので参加してみることをお勧めします。

Q9.学校生活で苦労したこと、大変だったことはなんですか?

A9.大学生になって突然パソコンを使えて当たり前、という風に履修登録やレポート提出が始まるため、苦労している人がいました。
ここ数年はオンライン授業もあるのでパソコンの使用には入学前にある程度慣れておくべきかと思います。

☆志望しているみなさんへのひとこと

東北大学の試験を突破するための勉強をするべきだと思います。私は工学部なので理系についてのみ具体的に話します。
まず数学や英語、理科科目は基礎を固めたうえで、数学なら頻出分野である微積や確率を強化する、英作文はしっかりと先生に添削してもらう、
特徴的な有機の構造決定においては過去問を中心に対策するなど、この大学の試験ならではの部分の対策が必須です。
私自身も構造決定は20年分ほどフリマアプリなどで過去問を集めて解きました。今はこのように簡単に過去問が入手できるのでぜひやってみてください。
綿密な準備をしておけば、緊張せず自信を持って試験に挑むことが出来ると思います。
最高の結果で終えることが出来ますように。応援しています!