一橋大学

細川 龍大

《答えてくれた先生》

細川 龍大

一橋大学

Q1.この学校独自の特徴はどんなところですか?

A1.在籍人数が少なく、授業が行われる主なキャンパスが一つしかないところです。一学年1000人程度の大学であり、授業が行われるのは国立にある東キャンパスと西キャンパスです。学生が少ないのに加えてキャンパスもこぢんまりとしているため、学生間の横のつながりがとても強いといったような印象を受けます。また、東京の国立にキャンパスがあるため、首都圏からのアクセスがいいにもかかわらず、とても落ち着いた雰囲気がキャンパスだけでなく、街中にあふれており、ゆったりとしたキャンパスライフが過ごせると思います。また学業に関しては、大学には商・経済・法・社会・ソーシャルデータサイエンス学部がありますが、学部間の垣根が低く、他学部の授業が取りやすいといった特徴もあると思います。

Q2.学校の設備はどうですか?

A2.創立からかなり経っているということもあり、ところどころ老朽化が進んでいるように感じます。キャンパスが狭いことから設備的な不足も感じますし、私立大学や他の国公立大学と比べてもかなり老朽化が進んでいるようにも感じます。体育館も他の大学が冷暖房完備のところが多い一方で、設置されていません。ここまで少し悪いように言ってしまいましたが、個人的には古くて歴史あるキャンパスは新しくてまるでオフィスのような状態よりも過ごしやすく、リラックスできると思っています。

Q3.授業を行う先生はどんな印象ですか?

A3.どの教授も日本を代表するような教授で、様々な功績を遺した方々がたくさんいらっしゃいます。教授のレベルはとても高いため、ハイレベルな授業を受けることができると思います。一方で、教授の方々は落ち着いている方が多く、授業もわかりやすく丁寧で学生思いの方が多いように感じます。

Q4.就職に対する支援を教えてください。

A4.就職に対する支援も豊富で、年に複数回セミナーや企業説明会が行われています。また、OBOGの方々もキャリア支援室からお話を聞かせていただくことができます。一方でこの学校の学生は様々な道に進む学生が多いので、全員に対しての支援よりは希望者に対する支援が手厚いような状態で、自分から能動的に動くことで多様な就活支援を得ることができるといった状態です。

Q5.学生の雰囲気について教えてください。

A5.街全体の雰囲気かキャンパスの雰囲気か、理由は様々だと思いますが全体的にまじめで落ち着いた雰囲気の学生が多いように感じます。まれに底なしに明るいような人もいますが、やるときはやる学生が多く、全体として能力が非常に高い学生が多いと要所要所で感じます。

Q6.学校周辺はどんな様子ですか? おすすめスポットはありますか?

A6.国立は学園都市として開発されたこともあり、治安は大変良いです。国立駅から谷保駅まで南北を縦断する大学通りには両端に桜並木が植えられ、春には国内の桜の名所としても知られます。近くには立川駅もあり、遊びにも適していると思います。国立は街全体がおすすめスポットといっても過言ではないので、是非一度見に来てください。

Q7.大学生活で楽しかった行事を教えてください。

A7.入学からずっとコロナ禍という状況であったため、行事という行事をほとんど経験してないですが、通常においては、年に一度KODAIRA祭と一橋祭という学園祭がありとても盛り上がります。また新入生はレクリエーションとして富士急ハイランドに行ったり、球技大会のようなものがあったりするそうです。

Q8.部活動はどんな様子ですか?

A8.自分が体育会に所属していることもあるため、体育会の話をさせていただくと、国立大学でスポーツ推薦もないことから、中高で経験していたスポーツを継続したり、新たなスポーツに挑戦してみたりと自分のやりたいことを部活動という真剣な環境においてすることができると思います。自分の所属しているバレーボール部では、定期戦で大阪に行きましたし、先日は海外遠征で台湾に行き台湾大学とバレーボールの試合をしてきました。大学生活において何かに真剣に取り組む経験は一生の価値をもつと思います。そのような中で、プロを目指すことはないながらも全力でスポーツに取り組むことのできるこの環境をとても気に入っています。

Q9.学校生活で苦労したこと、大変だったことはなんですか?

A9.今のところ特に苦労もなかったと感じています。学生生活はとても楽しいことにあふれており、一生のうちでこの期間にしかできないものばかりだと思います。自分はコロナ禍で、なかなか経験できないことも多く、そういった面ではそれが一番大変だったようにも思えますが、コロナ禍だからこそ自分が直面している状況について深く考えることができましたし、将来について真剣に考えることもできたと今思い返すとそう感じます。どのような状況になっても今しかできないことに取り組む姿勢を持つことが重要だと思います。