A1.東京大学との繋がりです。総合学習等の中でそれを実感できます。
A2.一学年120人の中高一貫校なので校舎等はそれほど大きくありません。しかし、全面人工芝の広いグラウンドや比較的新しい体育館、プールは部活動等が伸び伸びと行える環境だと思います。
A3.真剣に「教育」というものを考え、研究されている方が多いと感じました。生徒は、解法を身に付けるだけでなく、自分の力で解法に至ることを求められる場合もあります。
A4.包括的なフォローはそれほど多くありません。しかし、生徒それぞれが6年間で相談できる先生を見つけ、相談に乗ってもらうケースが多いように感じます。
A5.多種多様だと感じます。活発に課外活動に励む人もいれば、自分の趣味に没頭する人もいます。その多様性を尊重しようとする雰囲気が学校全体にあるのだと思います。
A6.新宿駅から電車で2〜3駅ほどの位置にあるため、新宿のビル群を教室から眺めることができます。道も綺麗で、比較的静かな場所だと思います。最寄り駅が3つほどあり、どの駅を使うかで学校までの道の雰囲気が結構異なります。私は、中野新橋駅からの道が好きでした。
A7.総合学習として実施されている、3・4年次の課題別学習や5年次の宿泊研修は特に楽しかったです。銀杏祭(文化祭)も生徒が毎年工夫しながら盛り上げており、非常に面白いです。
A8.多くの生徒が部活動に入っていました。文武両道が基本であり、どの部も限られた時間を有意義に使う努力をしながら活動していました。
A9.中学受験を終え、一旦はスイッチがオフになる傾向にありますが、それを入れ直すのに苦労する人が多いように感じます。自由を与えられ、強制されない環境では、自律の意識が求められると思いました。
A10.卒業後も定期的に連絡を取り合い、交友を続けている人が多いと思います。人数が少ないからこそ、同級生全員と思い出が共有できており、会えばその思い出話に花を咲かせることができるのだと思います。
東大附属は、どんな生徒でも認められ、伸び伸びと成長できる環境だと思います。しかし、そこでは途中で投げ出さずに考え続けることが求められます。また、その考え続けることの根底には、「学ぶことの楽しさ」があると思います。そのため、まずは今自分が勉強していることにより関心を持ち、「もっと知りたい」という姿勢を大切にしてほしいと思います。